食用油メーカーの
大手3
社は、
原料の
大豆などの
価格が
天候不順で
上がっていることから、3
月から4
月にかけて
家庭用と
業務用の
食用油を
値上げすると
発表しました。
このうち「
昭和産業」は「キャノーラ
油」
など家庭用の
食用油6
品目を、3
月1
日に
納入する
分から、1キログラム
当たり30
円以上値上げします。
また「J‐オイルミルズ」は「AJINOMOTOさらさらキャノーラ油」など家庭用の17品目を、4月1日に出荷する分から1キログラム当たり30円以上値上げします。
「日清オイリオグループ」は家庭用の「日清キャノーラ油」など23品目を、4月1日に納入する分から1キログラム当たり20円以上値上げします。
3社は業務用の商品も同じ水準で値上げすることにしています。
理由について各社は、原料の大豆や菜種の仕入れ価格が、主な産地である北アメリカや南アメリカの天候不順で値上がりしていることや、中国で食用油の需要が拡大していることなどをあげています。