埼玉県内の
高齢者施設に
入所し、
先月新型コロナウイルスの
感染が
確認された4
人について、
県は
入院先の
調整中に
死亡したことを
明らかにしました。
埼玉県内では1
日、
新型コロナウイルスに
感染した
合わせて7
人が
死亡したと
発表され、
内訳は
県の
発表が6
人、
川口市が1
人となっています。
県によりますと、6人のうち4人は、先月新型コロナウイルスの感染が確認され、県が入院先を調整していましたが、先月23日から26日にかけて死亡したということです。
いずれも基礎疾患があり、中には感染確認後に発熱や血液中の酸素濃度の低下といった症状の悪化が見られた人もいて、施設の職員が体調を管理していたということです。
調整がつかず施設内で5日間待機していた人もいましたが、県は「入院の受け入れが難しい事情があったため」として詳しい理由を明らかにしていません。
入院調整中の4人が死亡したことについて、埼玉県は「入院の意向に応えることができず厳粛に受け止めている。同じようなことが起きないよう病床を確保するほか、介護が必要で人手がかかる患者についても受け入れが進むよう努めたい」と話しています。
これで県内で感染が確認され、死亡した人は359人になりました。