東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会は、
森会長の
女性蔑視と
取れる発言の
影響で
大会ボランティアを
辞退した
人の
数が11
日までに
およそ740
人に
上っていることを
明らかにしました。
東京大会では、
競技会場や
選手村などで
活動する「フィールドキャスト」と
呼ばれる
大会ボランティアを
およそ8
万人採用しています。
組織委員会によりますと、森会長が女性蔑視と取れる発言をしたあと、今月8日の正午までにおよそ390人が大会ボランティアを辞退しましたが、その後も辞退者が増え11日までにおよそ740人に上っているということです。
組織委員会は「ボランティアの方は大会を楽しみにしていたのに申し訳ありません。基本的に辞退した場合は取り消すことができないものの森会長が辞任を表明した経緯を踏まえて『復活したい』という申し出があれば、改めて検討したい」と話しています。
また、同じ期間に、組織委員会のコールセンターには抗議の電話とメールがおよそ5400件寄せられているほか、森会長の発言に関連して聖火ランナーを辞退するとした人は4人に上っているということです。