高野連=
日本高校野球連盟は
来年、95
回の
記念大会を
迎えるセンバツ
高校野球について、
出場校の
選考過程の
在り方などを
協議し、ことし9
月までに
改革案をまとめると
発表しました。
毎年春に甲子園球場で行われるセンバツ高校野球に出場する32校は、前の年の秋に開かれる地区大会の成績などを参考にして、非公開の選考委員会で決められています。
高野連などは21日、大阪市西区で開いた「センバツ改革検討委員会」で、今後、大会理念について再検討したうえで、出場校の選考過程の在り方や選考理由などの発表の在り方を協議することを決めました。
委員会では今後、外部の有識者も招いて協議するということで、来年行われる95回の記念大会に向けて、ことし9月に開かれる予定の大会の運営委員会までに、改革案をまとめるということです。
また、全国の地区ごとの出場枠「地区割り」についても、大会が始まってから100年となる再来年の大会に向けて協議することになりました。
ことしのセンバツ高校野球の出場校の選考をめぐっては、去年秋の東海大会で準優勝した静岡の聖隷クリストファー高校が選ばれなかったことを受けて、地元の高野連が今後の選考方法について、さまざまな角度から検討することを要望するなど、大きな議論となっていて、高野連は「ことしの大会の選考に関して、さまざまな意見をいただいたことからしっかり検討していきたい」としています。