前線の
影響で
北海道では
断続的に
激しい雨が
降り1
級河川の
雨竜川では
深川市付近で
氾濫が
確認されました。
国土交通省と
気象台は「
氾濫発生情報」を
発表し
自治体の
避難の
情報を
確認するとともに
安全を
確保する
など最大級の
警戒を
呼びかけています。
気象庁によりますと、前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で北海道では断続的に激しい雨が降っています。
72時間の雨量は、
▽幌加内町朱鞠内で午前8時すぎまでに241ミリ、
▽羽幌町で午前6時すぎまでに214.5ミリと平年の8月1か月分を上回る記録的な大雨となっています。
これまでの雨で1級河川の雨竜川は、深川市多度志付近で氾濫が発生したとして、国土交通省と気象台は午後2時半すぎに「氾濫発生情報」を出しました。
5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5に当たり最大級の警戒が必要です。
前線は停滞するため、このあとしばらくは日本海側やオホーツク海側を中心に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、7日の昼までの24時間に降る雨の量は北海道の多いところで80ミリと予想されています。
自治体の避難の情報を確認するとともに、川には近づかず建物の高いところに移動するなど安全を確保してください。
音威子府村で1棟で床下浸水
北海道北部にある音威子府村によりますと、天塩川の支流から水があふれ、6日午前6時半ごろ、音威子府村音威子府の住宅1棟で、床下が水につかったということです。
これを受けて村は、午前7時ごろ、音威子府村公民館に避難所を設置しました。午前9時現在、1人が避難しているということです。
雄武町の会社事務所で床上浸水
北海道北部にある雄武町によりますと、6日午前1時半ごろ、町内を流れる元稲府川から水があふれ、近くにあった水産加工会社の事務所が床上まで水につかったことを町の職員が確認したということです。
町が被害状況の調査を進めています。