일본어 뉴스: 「宣言の発令必要なら早めに判断を」日本医師会中川会長

「宣言せんげんの発令はつれい必要ひつようなら早はやめに判断はんだんを」日本にっぽん医師いし会かい中川なかがわ会長かいちょう

Jun 30, 2021 19:06

Furigana

新型しんがたコロナウイルスをめぐり、日本にっぽん医師いし会かいの中川なかがわ会長かいちょうは、首都しゅと圏けんではリバウンドが始はじまっていると指摘してきしたうえで、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの必要ひつようがあれば、早はやめに判断はんだんすべきという考かんがえを示しめしました。

日本にっぽん医師いし会かいの中川なかがわ会長かいちょうは記者きしゃ会見かいけんで「東京とうきょうや大阪おおさかなどの主おもな繁華はんか街がいでは人出ひとでが増加ぞうかし続つづけ、感染かんせん力りょくが強つよい『デルタ株かぶ』の検出けんしゅつ割合わりあいも増加ぞうかしている。特とくに首都しゅと圏けんでは、すでにリバウンドが始はじまっていると言いっていいのではないか」と指摘してきしました。

そのうえで「再ふたたび緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの発令はつれいが必要ひつような状態じょうたいになれば、発令はつれいは早はやめに、解除かいじょはゆっくり慎重しんちょうに行おこなうべきだ」と述のべました。

一方いっぽう、ワクチンの供給きょうきゅう状況じょうきょうについて中川なかがわ会長かいちょうは「供給きょうきゅうスケジュールが不透明ふとうめいだと、接種せっしゅを希望きぼうする人ひとの不安ふあんも募つのる。ワクチンが滞留たいりゅうしている状況じょうきょうがあれば、偏在へんざいの解消かいしょうをお願おねがいしたい」と述のべました。

そして、職域しょくいき接種せっしゅの現場げんばでは、ワクチンの配送はいそうの遅おくれなどで、医師いしの派遣はけん日程にっていを再さい調整ちょうせいするケースがあったとしたうえで「政府せいふをあまり責せめるつもりはないが、医師いしを紹介しょうかいしたあとに『はしごを外はずされた』ということが全国ぜんこくで起おきており、政府せいふには方策ほうさくを考かんがえてほしい」と述のべました。