宮崎市中心部の
江平五差路と
呼ばれる
交差点で、
去年1年間に20
件の
人身事故が
発生し、
日本損害保険協会の
調査で、
全国の
交差点で
最も事故が
多かったことがわかりました。
江平五差路は、
宮崎市中心部を
南北に
走る片側3車線の
国道に
市道が
交差していて、さらに、
JR宮崎駅方面に
向かう別の
片側2車線の
道路も
交わる複雑な
交差点です。
日本損害保険協会が発表した交通事故多発交差点マップによりますと、去年1年間に江平五差路で起きた人身事故は20件に上り、福岡市の交差点と並んで全国で最も多いことがわかりました。
死亡事故はありませんが、合わせて20人がけがをしています。
江平五差路は、「直進のみ」や「左折のみ」などの信号が多く、ドライバーは「方向の指示が複雑で、どの車線を進めば行きたい方向に進めるのかわかりにくい」などと話していました。
また、警察によりますと、隣の車線の車が動き出したのにつられて発進し、前の車に追突するケースが多いということです。
警察は「交差点では、信号や前の車の動きにいつも以上に注意し、スピードを抑えたり、車間距離を広くとったりして、安全運転を心がけてほしい」と呼びかけています。