アメリカの
有力紙「ワシントン・
ポスト」は、
トランプ政権の
高官らが
先週、30
年近く
行っていない
核爆発を
伴う核実験について、
再開するか
どうか
話し合ったと
報じました。
アメリカのワシントン・
ポストは22
日の
電子版で、
トランプ政権の
安全保障を
担当する
高官らが、
今月15
日に
行った
会議で、
核爆発を
伴う核実験について、
再開するか
どうか
話し合ったと
報じました。
記事によりますと、この会議では結論は出ず、政府高官の1人が「議論は続いている」と話したとしています。
トランプ政権はロシアが去年、核爆発を伴う実験を行ったと主張しているほか、中国による核実験の可能性にも懸念を示しています。
ワシントン・ポストはアメリカが実験を再開すれば、ロシアと中国を核軍縮の交渉につかせるうえで有利になりうるとする政府高官の見方も伝えています。
アメリカは去年2月、核爆発を伴わない臨界前核実験を行いましたが、1992年に地下核実験を実施してからは核爆発を伴う核実験は行っていません。
この記事についてアメリカ政府は、これまでのところ正式なコメントを出していません。