東アフリカのケニアで2年間にわたって続く過酷な干ばつのために、希少種のシマウマの2%が死に、死んだり殺されたりするゾウも増え続けています。
ケニア北部では、キリンや家畜も含め、地面の上で腐敗していく動物の死骸を見かけることが珍しくなくなりました。同地を襲った未曽有の干ばつで、ただでさえ不足していた餌や水源は奪われています。
特に最悪の被害を受けているのが、シマウマの中でも世界一希少なグレビーシマウマです。
ケニアでは過去4回の雨季に雨が降らない天候が続き、間もなく迎える次の雨季も降雨は期待できません。天気予報によると、年内は平年以上に乾燥した状態が続く見通しです。