山形県の村木沢小学校では毎年、米を育てる授業を行っています。5年生の子どもたちが、先月収穫した稲から米をとる「脱穀」の勉強をしました。

子どもたちは最初に、昔の人が使っていた道具の使い方を習いました。そのあと、「千歯こき」と呼ばれる道具を使って脱穀しました。金属の歯と歯の間に稲を入れて引っ張ると、稲から米が落ちます。

次に、「とうみ」と呼ばれる道具を使って、風の力で米とごみなどを分けました。
5年生の男の子は「道具を使うときに、力を強くしたり弱くしたりするところが難しかったです」と話していました。
この米は、餅を作って食べたり、家族に売ったりする予定です。