保険大手の「
東京海上日動火災保険」と「
東京海上日動あんしん
生命保険」は、
販売を
委託していた
複数の
代理店で、
元店主や
元従業員の
合わせて3
人が、
顧客から
合わせて8000
万円余りを
だまし取っていたと
発表しました。
発表によりますと、東京 調布市などの代理店で勤務していた53歳の元店主は、2017年から5年間にわたり、保険料を自分の口座に振り込ませるなどして9人の個人と、2つの法人から合わせておよそ3050万円をだまし取ったとしています。
また、大阪 富田林市の代理店の63歳の元店主は、2014年からおよそ8年間、法人から支払う必要のない保険料およそ3170万円をだまし取ったということです。
さらに、長崎市の代理店の64歳の元従業員は、架空の商品の購入を持ちかけるなどして、2013年からのおよそ4年間で、2人の顧客からおよそ2200万円をだまし取ったとしています。
いずれも、顧客からの問い合わせで不正が発覚したということで、両社は、東京と大阪の2名が店主を務めていた2つの個人代理店との契約を解約しました。
また、長崎市の代理店の元従業員については、すでに解雇されたということです。
両社は「極めて遺憾であり、お客さまや関係者に心よりおわび申し上げます」とコメントしています。