NHK
党の
立花党首が、
受信契約者の
情報を
不正に
取得したうえでインターネット
上に
拡散させると
脅し、NHKの
業務を
妨害したとして、
威力業務妨害などの
罪に
問われた
裁判で、2
審の
東京高等裁判所は「
無関係な
一般国民の
個人情報を
取得し、
自身の
活動のために
悪用した」と
指摘して、1
審に
続き、
懲役2
年6
か月、
執行猶予4
年の
判決を
言い渡しました。
							
NHK党の党首で元参議院議員の立花孝志被告(55)は3年前、都内で、受信料の契約・収納業務の委託先会社の元社員から受信契約者の情報を不正に取得したうえで、インターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして威力業務妨害などの罪に問われました。
裁判で、立花党首は「政治活動であり、正当な業務行為で違法ではない」などと無罪を主張しましたが、1審が執行猶予の付いた有罪を言い渡したため控訴していました。
							
								
									
								
								24
日の2
審の
判決で、
東京高等裁判所の
田村政喜裁判長は「
不正に
得た
情報を
人質のようにしてNHKに
要求を
行っており、NHKを
批判する
など自身の
活動に
利用する
意思があったとみるべきだ」と
指摘しました。
そのうえで、「無関係な一般国民の個人情報を、自身の活動で悪用するために取得した。被告の行為がなければNHKが具体的な対応を余儀なくされることはなかった」などとして、1審に続き、懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。