日本新聞: 辺野古土砂投入から１年軟弱地盤で政府と沖縄県の対立激化

辺野古へのこ土砂どしゃ投入とうにゅうから１いち年ねん軟弱なんじゃく地盤じばんで政府せいふと沖縄おきなわ県けんの対立たいりつ激化げきか

Dec 14, 2019 04:12

Furigana

アメリカ軍ぐん普天間ふてんま基地きちの移設いせつ計画けいかくをめぐり、政府せいふが移設いせつ先さきの名護なご市し辺野古へのこ沖おきの埋め立うめたてを始はじめてから14日にちで１いち年ねんとなります。埋め立うめたて予定よてい海域かいいきには軟弱なんじゃく地盤じばんがあり、政府せいふが地盤じばんの改良かいりょう工事こうじを行おこなうことにしているのに対にたいして、移設いせつに反対はんたいする沖縄おきなわ県けんは認みとめない方針ほうしんで、両者りょうしゃの対立たいりつは今後こんごさらに激はげしさを増ますことになります。普天ふてん間かん基地きちの移設いせつ計画けいかくをめぐり、政府せいふは去年きょねん12月つき14日にち、名護なご市し辺野古へのこ沖おきの護岸ごがんで囲かこった区域くいきで土砂どしゃの投入とうにゅうを始はじめました。この区域くいきについて防衛ぼうえい省しょうは、先月せんげつ末まつまでにおよそ２に割わりの海面かいめんを埋うめ終おえ、来年らいねん夏なつまでを目標もくひょうにすべて陸地りくち化かするとしています。

また区域くいきの北東ほくとう側がわにある埋め立うめたて予定よてい海域かいいきでは70ヘクタール余あまりの軟弱なんじゃく地盤じばんが見みつかっていて、防衛ぼうえい省しょうは、地盤じばんの改良かいりょう工事こうじを行おこなうため今年度こんねんど中ちゅうにも県けんに設計せっけい変更へんこうを申請しんせいすることにしています。