日本新聞: なでしこジャパン３回目の優勝サッカー東アジア選手権

なでしこジャパン３さん回かい目めの優勝ゆうしょうサッカー東アジアひがしあじあ選手権せんしゅけん

Dec 17, 2019 22:12

Furigana

サッカー東アジアひがしあじあ選手権せんしゅけんが韓国かんこくで行おこなわれ、女子じょしの日本にっぽん代表だいひょう「なでしこジャパン」は、最終さいしゅう戦せんで韓国かんこくに１いち対たい０ぜろで勝かって３さん連勝れんしょうで４よん大会たいかいぶり３さん回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。サッカー東アジアひがしあじあ選手権せんしゅけんは韓国かんこく・プサン（釜山ぷさん）で行おこなわれていて女子じょしは日本にっぽんと中国ちゅうごく、韓国かんこく、それに台湾たいわんが参加さんかしています。

ここまで２に連勝れんしょうで首位しゅいに立たつ世界せかいランキング10位いの日本にっぽんは、17日にち行おこなわれた最終さいしゅう戦せんで、１いち勝しょう１いち引き分ひきわけで２に位いにつけている世界せかい20位いの韓国かんこくと対戦たいせんしました。

前半ぜんはんは、４よん年ねん連続れんぞくでなでしこリーグの得点とくてん王おうの田中たなか美よし南みなみ選手せんしゅにボールを集あつめて攻せめる場面ばめんはありましたが、得点とくてんを奪うばうことはできず０ぜろ対たい０ぜろで折り返おりかえしました。

日本にっぽんは後半こうはん４よん０ぜろ分ふんすぎにゴール付近ふきんに攻め込せめこむと、相手あいてがハンドのファウルをしたため、ペナルティーキックを獲得かくとくしました。

これをミッドフィルダーの籾もみ木き結花ゆか選手せんしゅが決きめて、日本にっぽんは１いち対たい０ぜろで勝かち、３さん連勝れんしょうで４よん大会たいかいぶり３さん回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

日本にっぽんはこの試合しあい、エースの岩渕いわぶち真奈まな選手せんしゅや司令しれい塔とうの長谷川はせがわ唯ゆい選手せんしゅといった中心ちゅうしん選手せんしゅをけがで欠かきましたが、東京とうきょうオリンピック前まえ、最後さいごの公式こうしき戦せんで苦くるしみながらも結果けっかを残のこしました。

籾もみ木き「チームに貢献こうけんできた」

決勝けっしょうゴールとなるペナルティーキックを決きめた籾もみ木き結花ゆか選手せんしゅは、「自分じぶんたちのやりたいことができないなか、得点とくてんしてチームに貢献こうけんできたのですごくうれしい。厳きびしい戦たたかいのなかで勝かちきったのは自信じしんになる。この自信じしんを持もって来年らいねんのオリンピックに向むけて、個人こじん個人こじんがレベルアップできるように頑張がんばりたい」と話はなしました。

高倉たかくら監督かんとく「粘り強ねばりづよく勝かちきれた」

女子じょしの日本にっぽん代表だいひょう「なでしこジャパン」の高倉たかくら麻子あさこ監督かんとくは、「粘り強ねばりづよく勝かちきれるチームになったと思おもう。韓国かんこく戦せんは独特どくとくの雰囲気ふんいきで圧力あつりょくを感かんじる中なかで、選手せんしゅたちはよく戦たたかってくれた」と選手せんしゅをたたえました。