일본어 뉴스: 鳥インフルエンザ「清浄化宣言」ニワトリなど処分は過去最多に

鳥とりインフルエンザ「清浄せいじょう化か宣言せんげん」ニワトリなど処分しょぶんは過去かこ最多さいたに

Jun 20, 2023 16:06 3

Furigana

過去かこ最大さいだいの感染かんせん拡大かくだいとなった鳥とりインフルエンザについて、日本にっぽん国内こくないの養鶏ようけい場じょうなどではウイルスが検出けんしゅつされなくなったことを示しめす「清浄せいじょう化か宣言せんげん」が国際こくさい機関きかんのウェブサイトに掲載けいさいされたと農林水産省のうりんすいさんしょうが発表はっぴょうしました。感染かんせんは各国かっこくで続つづいていて、農林水産省のうりんすいさんしょうは秋あき以降いこうのシーズンに備そなえ、対策たいさくを徹底てっていするよう呼よびかけています。

鳥とりインフルエンザは去年きょねん10月つきからことし4月つきにかけて、26の道みちと県けんの84か所かしょの養鶏ようけい場じょうなどで発生はっせいし、処分しょぶんされたニワトリなどの数かずはおよそ1771万まん羽わと過去かこ最多さいたとなりました。

国内こくないでは4月つき7日にちに北海道ほっかいどう千歳ちとせ市しの養鶏ようけい場じょうで発生はっせいして以降いこう、養鶏ようけい場じょうなどではウイルスが検出けんしゅつされておらず、農林水産省のうりんすいさんしょうが提出ていしゅつした資料しりょうに基もとづいて19日にち、家畜かちくの伝染でんせん病びょうを監視かんししている「国際こくさい獣疫じゅうえき事務じむ局きょく」のウェブサイトに「清浄せいじょう化か宣言せんげん」が掲載けいさいされました。

「清浄せいじょう化か宣言せんげん」は千歳ちとせ市しの養鶏ようけい場じょうで防疫ぼうえき措置そちが終おわってから一定いっていの期間きかんがたった先月せんげつ13日にちを開始かいし日びとしていて、農林水産省のうりんすいさんしょうはこの日ひ以降いこう、国内こくないの養鶏ようけい場じょうなどから鳥とりインフルエンザウイルスがなくなったことを示しめすとしています。

各国かっこくで感染かんせん続つづく “秋あきに向むけ対策たいさく徹底てっていを”

鳥とりインフルエンザは、ヨーロッパや南米なんべい、それにアジアなどでも発生はっせいが続つづいていて、1年ねんを通をつうじて各国かっこくで感染かんせんが続つづく状況じょうきょうになっています。

日本にっぽん国内こくないには越冬えっとうする渡り鳥わたりどりによってウイルスが持ち込もちこまれるとされ、農林水産省のうりんすいさんしょうは秋あき以降いこうに、感染かんせんが拡大かくだいしないよう養鶏ようけい場じょうの消毒しょうどくなどの対策たいさくを徹底てっていするよう呼よびかけています。

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかん「次期じきシーズンへの備そなえ強力きょうりょくに進すすめる」

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんは、午後ごごの記者きしゃ会見かいけんで「過去かこ最多さいたのおよそ1771万まん羽わが殺や処分しょぶんとなり、鶏卵けいらんの価格かかく高騰こうとうの一因いちいんとなるなど国民こくみん生活せいかつにも影響えいきょうを与あたえたが、供給きょうきゅう力りょくの回復かいふくに向むけた動うごきも出でてきている」と述のべました。

そのうえで、「今後こんご、次期じきシーズンへの備そなえを強力きょうりょくに進すすめることとし、農場のうじょうでの衛生えいせい管理かんりのさらなる徹底てっていや分割ぶんかつ管理かんりの活用かつように向むけた検討けんとうなど、専門せんもん家かや現場げんばの意見いけんも聞ききながら発生はっせい予防よぼう対策たいさくなどに取り組とりくんでいく」と述のべました。