手足の先まで伸びた美しい演技にダイナミックさを兼ね備え、あん馬や跳馬、鉄棒を得意としています。
おととし、高校生で世界選手権の代表に選ばれ、本番では、日本の団体銅メダル獲得に貢献しました。先月の全日本選手権では予選ではミスが続いて7位でのスタートとなりましたが、決勝ではゆかでG難度の大技、「リ・ジョンソン」など、冬の間に大幅に難しさを上げた演技を大きなミスなくこなし、逆転で初優勝を果たしました。
大会後は、しばらく疲れがとれず、コンディションを取り戻すことを最優先に調整を行いました。今大会では、去年の実戦からミスが続いている2種目めのあん馬を安定して終えることをポイントの1つにあげ、後半の3種目、跳馬と平行棒、鉄棒で一気に得点を重ねたいと意気込みを話していました。
さらに、「絶対に1位で代表に内定し、日本のエースとしてオリンピックの金メダル獲得に向けて貢献したい」と本番への思いも話していました。
世界選手権では、日本の団体優勝に貢献すると、種目別の「あん馬」では難度の高い技をミスなく決めて銅メダルを獲得しました。 リオデジャネイロオリンピックは補欠メンバーで、現地に帯同しましたが、出場はできませんでした。 その時の悔しさを胸に、オリンピック後も成長を続けて日本代表を担う中心的な存在となり、2018年と翌年の世界選手権では2年続けて団体の銅メダルを獲得、個人総合でも日本選手最上位の6位に入りました。 国内大会では去年12月の全日本選手権で初めての優勝を果たしていました。
▽ゆか 14.300 ▽あん馬 14.733 ▽つり輪 13.833 ▽跳馬 15.133 ▽平行棒 14.100 ▽鉄棒 14.066 2位 萱和磨 合計259.394(持ち点:172.696/今大会:86.698) ▽ゆか 14.200 ▽あん馬 14.866 ▽つり輪 14.233 ▽跳馬 14.300 ▽平行棒 14.566 ▽鉄棒 14.533 3位 谷川航 合計258.693(持ち点:172.728/今大会:85.965) ▽ゆか 14.166 ▽あん馬 14.000 ▽つり輪 14.200 ▽跳馬 15.533 ▽平行棒 14.833 ▽鉄棒 13.233 4位 三輪哲平 合計258.160(持ち点:171.662/今大会:86.498) ▽ゆか 14.000 ▽あん馬 14.233 ▽つり輪 13.933 ▽跳馬 14.833 ▽平行棒 15.033 ▽鉄棒 14.466 5位 武田一志 合計255.861(持ち点:170.097/今大会:85.764) ▽ゆか 14.333 ▽あん馬 14.233 ▽つり輪 14.666 ▽跳馬 14.300 ▽平行棒 14.166 ▽鉄棒 14.066 6位 杉野正尭 合計255.260(持ち点:169.729/今大会:85.531) ▽ゆか14.166 ▽あん馬15.033 ▽つり輪13.033 ▽跳馬14.500 ▽平行棒14.133 ▽鉄棒14.666 7位 前野風哉 合計254.996(持ち点:170.264/今大会:84.732) ▽ゆか 13.833 ▽あん馬 14.200 ▽つり輪 14.033 ▽跳馬 14.166 ▽平行棒 14.400 ▽鉄棒 14.100 8位 松見一希 合計254.461(持ち点:169.229/今大会:84.732) ▽ゆか 14.833 ▽あん馬 14.000 ▽つり輪 13.800 ▽跳馬 13.966 ▽平行棒 14.533 ▽鉄棒 14.100 9位 北園丈琉 合計254.362(持ち点:170.197/今大会:84.165) ▽ゆか 14.133 ▽あん馬 14.433 ▽つり輪 13.500 ▽跳馬 14.233 ▽平行棒 14.366 ▽鉄棒 13.500
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