日本新聞: 外食業界で脱プラスチック広がる容器を植物由来に切り替え

外食がいしょく業界ぎょうかいで脱だつプラスチック広ひろがる容器ようきを植物しょくぶつ由来ゆらいに切り替きりかえ

Dec 1, 2019 11:12

Furigana

企業きぎょうの間までプラスチックごみの削減さくげんの取り組とりくみが広ひろがる中なか、外食がいしょく業界ぎょうかいでは持ち帰もちかえり用ようの容器ようきなどを、プラスチック製せいのものから植物しょくぶつ由来ゆらいの素材そざいに切り替きりかえる動うごきが加速かそくしています。

このうち、ファミリーレストラン最大さいだい手しゅ「すかいらーすかいら-くホールディングス」は、「ガスト」や「ジョナサン」などおよそ2800の店舗てんぽで、持ち帰もちかえりや宅配たくはいに使つかう容器ようきなどを段階だんかい的てきに植物しょくぶつ由来ゆらいの素材そざいに切り替きりかえます。

まず、12月つきからレジ袋ぶくろを切り替きりかえるのに続つづいて、来年らいねんの２月にがつからはフォークとスプーンとナイフ、さらに来年らいねん中ちゅうに容器ようきを、植物しょくぶつ由来ゆらいの製品せいひんなどに切り替きりかえるということです。

会社かいしゃではこうした取り組とりくみによって年間ねんかんおよそ150トンのプラスチックゴミの削減さくげんにつなげたいとしています。

すかいらーすかいら-くホールディングスの伊藤いとう宏泰ひろやすさんは「環境かんきょうへの関心かんしんが高たかまる中なか、会社かいしゃとしても改善かいぜんできる部分ぶぶんから取り組とりくみを広ひろげて環境かんきょう問題もんだいに貢献こうけんしたい」と話はなしていました。

また、コーヒーチェーンの「スターバックスコーヒージャパン」は、国内こくないに1500ある店舗てんぽすべてで年間ねんかん２に億おく本ほん使つかわれているプラスチック製せいのストローを来年らいねん５月ごがつ末まつまでに紙かみ製せいに切り替きりかえます。

会社かいしゃでは、プラスチック製せいのカップについても、紙かみ製せいに切り替きりかえるための実証じっしょう実験じっけんを行おこなっていて、外食がいしょく業界ぎょうかいの間まで「脱だつプラスチック」の動うごきが加速かそくしています。

外食がいしょく業界ぎょうかいで脱だつプラスチック広ひろがる容器ようきを植物しょくぶつ由来ゆらいに切り替きりかえ