菅総理大臣は、
来月前半にも
アメリカを
訪れ、バイデン
大統領と
対面での
日米首脳会談を
行う方向となりました。
実現すれば、バイデン
大統領が
就任後、
対面で
行う初めての
首脳会談となります。
これは、
加藤官房長官が
閣議のあとの
記者会見で
明らかにしました。
それによりますと、菅総理大臣は、来月前半にもアメリカを訪れ、バイデン大統領と対面での首脳会談を行う方向になったということで、加藤官房長官は「菅総理大臣は、バイデン大統領と対面で面会する初の外国首脳となる予定だ」と述べました。
また「新型コロナウイルス対策を万全にすることで、アメリカ側と一致していることを踏まえ、政府代表団を必要最小限の数に絞り、全員がワクチンを接種することにしている」と述べ、訪問に先立って菅総理大臣はじめ、代表団80人から90人程度がワクチンを2回接種することを前提に調整する考えを示しました。
そのうえで、加藤官房長官は「日米同盟を含む、日米関係を一層強化し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、日米の緊密な連携を確認することを期待している。また、地域の課題や、新型コロナウイルス対策、気候変動といった国際社会の共通課題について、有意義な議論が行われるものと期待している」と述べました。
また、バイデン大統領が就任後、対面で行う初めての首脳会談となる見通しについて「対面での率直な意見交換は極めて意義がある。日米同盟の結束を対外的に示しインド太平洋地域へのアメリカのコミットメントを示す上でも意義の深いものだ」と述べました。