気象庁のホームページ
などで
雨による
災害の
危険度を5
段階に
色分けして
示す「
危険度分布」。
気象庁は
この愛称を「キキクル」にすると
発表しました。
気象庁は
雨による
浸水や
洪水、
土砂災害の
危険度を5
段階に
色分けして
地図に
示す「
危険度分布」をホームページで
公表し、
自主的な
避難の
判断などに
使ってもらえるよう
整備しています。
しかし、昨年度、気象庁が行ったアンケートでは「危険度分布」の名前や内容を理解していると回答したのは、全体の3割余りにとどまり、認知度の低さが課題となっていました。
そこで、気象庁は「危険度分布」の愛称を去年9月から募集し、17日の記者会見で長谷川直之長官が「キキクル」に決定したと発表しました。
1200余りの応募の中から審査した結果、端的に危機が迫っていることがわかり、覚えやすいなどといった理由で「キキクル」が選ばれたということです。
気象庁は今後、災害への警戒を呼びかける気象情報や記者会見などでもこの愛称を使う方針です。
長谷川長官は「いち早く普及を進め、将来的には『アメダス』や気象衛星の『ひまわり』と同じように、子どもからお年寄りまで活用できるよう周知していきたい」と話していました。