日本新聞: 株価一時600円超値下がり欧州の感染再拡大で景気先行き懸念

株価かぶか一時いちじ600円えん超ちょう値下ねさがり欧州おうしゅうの感染かんせん再さい拡大かくだいで景気けいき先行さきゆき懸念けねん

Mar 24, 2021 15:03

Furigana

24日にちの東京とうきょう株式かぶしき市場しじょう、日経にっけい平均へいきん株価かぶかが23日にちの終値おわりねより一いち時じ、600円えん以上いじょう値下ねさがりするなど、ほぼ全面ぜんめん安やすの展開てんかいとなりました。ヨーロッパで新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが再さい拡大かくだいし、景気けいきの先行さきゆきへの懸念けねんが広ひろがったためです。日経にっけい平均へいきん株価かぶか、24日にちの終値おわりねは23日にちより590円えん40銭せん安やすい、2万まん8405円えん52銭せん。

東証とうしょう株価かぶか指数しすう＝トピックスは、42.90下さがって、1928.58。

1日にちの出来でき高だかは15億おく9135万まん株かぶでした。

ヨーロッパを中心ちゅうしんに新型しんがたコロナウイルスが拡大かくだいし、ドイツやフランスなどで経済けいざい活動かつどうの制限せいげんが再ふたたび広ひろがっていることから、景気けいきの先行さきゆきへの懸念けねんが強つよまり、幅広はばひろい銘柄めいがらに売うり注文ちゅうもんが相次あいつぎました。

市場しじょう関係かんけい者しゃは「経済けいざい活動かつどうの本格ほんかく的てきな再開さいかいが遅おくれるという見方みかたが広ひろがって、特とくに影響えいきょうが出でやすい航空こうくうや海運かいうんなどの銘柄めいがらが大おおきく値下ねさがりした。さらに、このところ上昇じょうしょうしていた原油げんゆ価格かかくが、感染かんせんの再さい拡大かくだいで需要じゅようが減へるという思惑おもわくから下落げらくし、エネルギー関連かんれんなどの売うり注文ちゅうもんにつながった」と話はなしています。