オランダの
画家ゴッホの
作品で100
年以上にわたってフランスの
家族のもとで
保管され、
公開されてこなかった
絵画がパリで
競売にかけられ、1300
万ユーロ
余り、
日本円でおよそ17
億円で
落札されました。
落札されたのは、ゴッホがパリに
滞在していた1887
年に
描いた「モンマルトルの
通りの
光景」です。
風車を中央に据え、その前の通りを歩く人々が描かれていて、ゴッホがオランダからフランスに移り住んだあと、印象派の影響を受けて明るい色彩の作品を描き始めた転換期の作品とされています。
25日、パリで開かれたオークションで競売にかけられた結果、フランス国内で落札されたゴッホの作品としては最高額とされる1300万ユーロ余り、日本円でおよそ16億7000万円で落札されました。
競売会社のサザビーズによりますと、この絵画はフランスの家族が100年以上所蔵していて、美術館などで公開されたことが一度もないということです。