前日の開幕戦に続いて2番指名打者で先発出場した大谷選手は、最初の打席で2015年にサイ・ヤング賞に輝いた左投げのカイクル投手から一塁線を破る鋭い打球を打って、一気に三塁まで進みました。
しかし、記録はファーストのエラーで今シーズン初ヒットとはならず、このあとの打席でも思い切りのいいスイングを見せましたが、なかなかバットに当たらずに3打席続けて空振り三振に倒れました。
大谷選手は6点を追う9回に第5打席が回り、2アウト二塁となった場面で、フルカウントから150キロ台後半の速球をとらえて右中間へ今シーズン1号となるホームランを打ちました。
大谷選手はこれが今シーズン初ヒットで、この試合は5打数1安打2打点でした。
試合はエンジェルスが8対12で敗れ、今シーズン初黒星となりました。
大谷選手は、日本ハム時代からピッチャーで登板する試合の前日と翌日は調整や休養に充てていて、試合に出場することはほとんどありませんでしたが、マッドン監督のもと、3日のホワイトソックス戦で、大リーグでは初めて、登板する前日にバッターとして試合に出場する見通しとなりました。
登板前日にバッター出場へ