東京オリンピックの
代表選考会となる
今回の
日本選手権は、
決勝で
派遣標準記録を
突破して2
位以内に
入れば
個人種目の
代表に
内定する「1
発勝負」の
大会で、
今月10
日まで8
日間の
日程で
行われます。
大会は3日、オリンピック本番の会場でもある東京 江東区の東京アクアティクスセンターで開幕し、午前は男女合わせて5種目で予選が行われました。
このうち女子100メートルバタフライの予選には白血病から競技に復帰した池江選手が今大会の最初のレースに臨みました。
池江選手はスタート直後の浮き上がりから徐々にスピードに乗り、前半をトップで折り返すと後半も力強い泳ぎで譲らず、58秒68のタイムでこの組のトップ、全体2位で午後の準決勝に進みました。
池江選手が復帰後、この種目でレースに出場するのは、ことし2月以来、2大会目で前回からタイムを0秒76縮めました。
全体トップは、相馬あい選手でタイムは58秒38でした。
このほか男子400メートル個人メドレーは、すでに代表に内定している瀬戸大也選手が4分12秒67、女子400メートル個人メドレーは日本記録保持者の大橋悠依選手が4分38秒94で、それぞれ全体1位で午後の決勝に進みました。