このことを知った兵庫県三田市にある神戸医療福祉専門学校の教員で、義肢装具士の資格を持つ川上紀子さんが協力を申し出て、新たな義足を作り、6日装着テストが行われました。
完成した義足はプラスチック製で、足の切断面とぴったり合わせるため、石こうで型を取って部品を作ったということです。
コウノトリは、少しずつ義足に体重をかけながらゆっくりと歩いていました。
川上さんは「ニュースを見て、コウノトリのためにできることは何でもしたいと思いました。前例がないので、試行錯誤しながらの製作はとても大変でした」と話していました。
コウノトリの郷公園の松本令以獣医師は「専門家に協力してもらいうれしいです。義足の改良やリハビリを重ね、いつか自然の風景を見ながら外で生活できるようになってほしいです」と話していました。