その上で「現場は40度を超える急な斜面で岩盤の一部が崩落して、落石した音が異音として聞こえたとみられる。大規模なものではないが、この場所では昔から同じような崩落があったとみられ、雨や地震などによって今後も同じようなことが起きるとみられる」と述べ、今後も雨が降ったときには注意が必要だとしています。
気象台によりますと、広島県内では29日の午後から30日にかけて、広い範囲でまとまった雨が降る可能性があるということです。
呉市は調査の結果を踏まえて今後の対応を検討しています。
26日、呉市広塩焼の住宅街の裏山で石が崩れるような大きな音など異音が相次いで確認され、呉市は土砂災害のおそれがあるとして現在も広塩焼1丁目と2丁目の27世帯およそ60人に避難指示を出しています。
異音がしたことを受けて県などはドローンからレーザーを出して裏山の詳しい形を分析した結果、地滑りにつながるような大きな変化は確認できなかったということです。
その上で「現場は40度を超える急な斜面で岩盤の一部が崩落して、落石した音が異音として聞こえたとみられる。大規模なものではないが、この場所では昔から同じような崩落があったとみられ、雨や地震などによって今後も同じようなことが起きるとみられる」と述べ、今後も雨が降ったときには注意が必要だとしています。
気象台によりますと、広島県内では29日の午後から30日にかけて、広い範囲でまとまった雨が降る可能性があるということです。
呉市は調査の結果を踏まえて今後の対応を検討しています。