電気で動く車いすをもっと安全に乗ることができるように、いろいろな会社が新しい車いすを作ったりしています。特に、車の運転をやめたお年寄りに乗ってほしいと考えています。
トヨタ自動車の新しい車いすには、人や物にぶつからないようにするセンサーがあって、自動でスピードが遅くなります。
カーブを曲がっているときや坂を下りているときに、倒れないように自動でスピードが遅くなります。
WHILLという会社は、車いすに乗っている人の安全を、別の場所に住んでいる家族がチェックできるサービスを始めました。
家族はスマートフォンで、車いすの人が今どこにいるかやバッテリーがどのくらい残っているかなどがすぐわかります。車いすが倒れたときには、自動で連絡が来ます。
会社の人は「車いすに乗って1人で出かけても家族が安心できるようにしたいです」と話していました。