このうち演説について、アメリカのシンクタンク、戦争研究所は「ウクライナでのロシア軍の後退をどのように逆転させるのかについて、具体的なビジョンを示さなかった」と9日、指摘しました。
またイギリス国防省は10日、軍事パレードに参加した8000人余りの大半は正規軍の所属ではなく、準軍事組織の兵士や訓練中の士官候補生などだったとの分析を発表しました。
そしてパレードに参加した戦車が旧式のT34戦車、1両だけだったことについて、ウクライナでの戦闘よりもパレードを優先しているという批判を避けるためだとしたうえで、ロシア軍が直面する物質的な課題が浮き彫りになったという見方を示しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、9日に公開した動画で、「78年前に敗れた侵略者のように今の侵略者が敗れるのは時間の問題だ」と述べ、プーチン大統領を、かつてナチス・ドイツを率いたヒトラーになぞらえ、非難しました。
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