ことしのノーベル賞の平和賞を渡す式が、10日、ノルウェーの首都オスロでありました。
17歳のパキスタンのマララ・ユスフザイさんは、女性も教育を受ける権利があると言って活動してきました。
インドのカイラシュ・サティヤルティさんは、働かされる子どもたちがいなくなるように活動してきました。
2人はメダルと賞状をもらうと、一緒に笑顔でメダルを会場の人たちに見せました。会場にいた人たちは大きな拍手をしました。
マララさんは「この賞は私だけのものではありません。教育を受けたいのに、受けることができない子どもたちのものです。学校に行くことができない子どもをなくしましょう」と話しました。
サティヤルティさんは「自由で安全な生活ができて、夢を持つことができるように、すべての子どもたちを守らなければなりません」と言いました。