牛丼(=ごはんの上に煮た牛肉などをのせた料理)を売る店の「吉野家」は、今月17日から、牛肉を使った25のメニューを30円〜120円上げると発表しました。今、300円の普通の大きさの牛丼は、380円になります。
吉野家は、中国や東南アジアなどで牛肉を食べる人が増えたり、円安になったりして、輸入する牛肉の値段が約2倍になっているためだと言っています。
牛丼を売るほかの店も、値段を上げています。「すき家」は、ことしの8月、250円だった普通の大きさの牛丼を270円(消費税が入っていない値段)にしました。「松屋」は7月から、東京などの店で、牛丼の肉を今までよりもいい肉にかえました。そして、普通の大きさの牛丼を290円から380円に上げました。