日本には、昔から続いている正月の遊びがたくさんあります。
「羽根つき」は「羽子板」という板を持って2人で羽根を打つ遊びです。相手が打った羽根を落とすと、顔に墨を付けられてしまいます。羽子板はラケットのような形で、絵がかいてあります。

「かるた」は、昔の短歌やことわざをかいたカードを1人が読んで、ほかの人たちがそれに合う絵のカードを探して取る遊びです。たくさんカードを集めた人が勝ちます。日本でいちばん上手な人を決める大きな大会もあります。

「たこあげ」は、たこを空に上げる遊びです。外国にもありますが、日本では多くの人が正月にたこを上げます。たくさんのたこを1本の糸につないだ「連だこ」もあります。北海道の札幌市では、十二支のその年の動物をかいたたこを100枚つないで高く上げるイベントがあります。2015年も1月2日に行います。