北海道の女満別空港では15日、強い吹雪で午後3時に羽田空港に向かって出発する予定だった飛行機が飛ぶことができなくなりました。空港の周りの道も通ることができなくなりました。このため、飛行機に乗るはずだった人たちと空港で働いている人たち、約170人が空港の外に出ることができなくなって、空港に泊まりました。
16日の朝、空港のロビーでは疲れた様子の人たちが椅子や床に座って、飛行機の出発を待っていました。出張で来ていた会社員は「床で寝て背中が痛かったです。早く帰って仕事に行きたいです」と話していました。
午前10時前に臨時の飛行機が飛ぶことになって、大勢の人たちが羽田空港に向かって出発しました。そのあと、空港の周りの道も通ることができるようになりました。