今村復興大臣は
閣議のあとの
記者会見で、
先に、いわゆる
自主避難者が
帰還するかどうかは
自己責任だなどという
認識を
示したことについて、「
意図するところと
誤った
伝わり
方がしたことを
大変、
反省している」と
述べ、
発言を
撤回しました。この
中で
今村復興大臣は、
今月4日の
記者会見で
記者に「うるさい」などと
述べたことについて、「
感情的になってしまったことを
改めて
深くおわび
申し上げる」と
述べたうえで、
引き続き
被災地の
復興に
向けて
職務を
全うしていく
考えを
示しました。
そして今村大臣は、いわゆる自主避難者が帰還するかどうかは自己責任だなどという認識を示したことについて、「いろいろな状況を勘案しながら、みずからの判断で帰還していただくという趣旨で申したつもりだ。私の意図するところと誤った伝わり方がしたことを大変反省している」と述べました。
そのうえで今村大臣は、記者団から「発言を撤回するのか」と質問されたのに対し、「撤回するということで理解していただいて結構だ」と述べました。
自民 二階幹事長「本人が反省 決着ついている」
自民党の二階幹事長は記者会見で、「今村大臣本人が反省すると述べていて、決着がついているのではないか。これからの努力や取り組みによって、真意が理解できるようにしていくべきだ」と述べました。
公明 井上幹事長「被災者に本当の意味で寄り添って」
公明党の井上幹事長は記者会見で、「今村大臣本人も反省の弁を述べており、被災者に本当の意味で寄り添い、復興の仕事をきちんとやってもらいたい。これから、今村大臣が、どれだけ被災者に寄り添った仕事や行動をされるのかを見守っていきたい」と述べました。
民進 安住代表代行「謝って済むなら警察はいらない」
民進党の安住代表代行は記者会見で、「浅はかなのか、軽薄なのか、被災地のことをわかっていない。原発事故が無ければ自主避難しないのに、よそごとみたいな言い方をして、相当責任のある発言だ。謝って済むなら警察はいらない」と述べました。