北朝鮮が
発射の
方向を
予告しないまま
日本の
上空を
通過する
弾道ミサイルを
発射するのは
極めて
異例で、
防衛省が
分析を
進めています。
北朝鮮は
去年2月、
北朝鮮北西部のトンチャンリから
弾道ミサイルを
発射し、ミサイルは
沖縄県の
先島諸島付近の
上空を
通過したと
推定されています。
この際、北朝鮮は人工衛星を打ち上げるとして、発射を予定している期間や時間帯、部品の落下海域などを事前に国際機関に通告しました。
また同じように先島諸島付近の上空を通過した5年前の平成24年12月の発射や、東北地方の上空を通過した8年前の平成21年4月の発射でも、北朝鮮は国際機関に対し、人工衛星を打ち上げるとして発射期間や部品の落下海域などを事前に通告しています。
しかし今回のように発射の方向を事前に予告しないまま日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射するのは極めて異例で防衛省が分析を進めています。