長野市にある
善光寺で
8日、
国宝に
指定されている
本堂などに
白いペンのようなもので
落書きされたあとが
数十か所見つかり、
警察は
器物損壊や
文化財保護法違反の
疑いで
捜査しています。
8日午後5時前、
長野市にある
善光寺の
職員から「
寺の
境内で
落書きが
見つかった」と
警察に
通報がありました。
警察などが調べたところ、国宝に指定されている本堂をはじめ、国の重要文化財の山門や、経蔵など8つの建物の柱や壁、台座など合わせて数十か所で落書きされたあとが見つかりました。
警察によりますと、落書きの多くは白いペンのようなもので×印が書かれ、多くはおよそ5センチ四方から12センチ四方の大きさだということです。
善光寺の境内は24時間出はいりができますが、落書きがいつされたのかはわからないということです。
警察は器物損壊や文化財保護法違反の疑いがあると見て周辺に不審な人物がいなかったかどうかなどを捜査しています。
善光寺はおよそ1400年前の飛鳥時代に建立されたと伝えられる長野県を代表する観光名所で、9年前にも本堂の柱などにスプレーで落書きされたことがあります。