宮城県の
村井知事は
記録的な
大雨で
川の
堤防が
決壊した
大崎市を
訪れ
浸水の
状況などを
確認しました。
村井知事は17日午後、名蓋川の堤防が決壊した大崎市古川を訪れ広範囲で浸水した矢目地区の状況を大崎市の伊藤康志市長や地元の関係者などと一緒に確認しました。
県によりますと、この地区の名蓋川の堤防は7年前の「関東・東北豪雨」と3年前の台風19号の際にも決壊していて、地元の関係者は村井知事に対し「このままではここに住めなくなる」などと訴えていました。
県は今年度、堤防を強化する工事を実施する予定だったということで、村井知事は「名蓋川は県が管理する河川で、非常に大きな責任を感じている。4度目の決壊がないよう、計画的に早いうちから対策をとっていきたい」と話していました。
また、大崎市の伊藤市長は「被災者から安全性を抜本的に高めてほしいと言われた。知事と課題を共有できたので地域の方が安心して住み続けられるよう連携して取り組んでいきたい」と話していました。