自民党が
候補者擁立を
見送った
衆議院北海道2
区の
補欠選挙は、
立憲民主党の
元議員、
松木謙公氏(62)が5
回目の
当選を
確実にしました。
投票は、さきほど午後8時に締め切られました。
開票はまだ始まっていませんが、NHKの事前の情勢取材や、25日投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、立憲民主党の元議員の松木氏がほかの候補を大きく引き離して極めて優勢です。
また、24日までに期日前投票を済ませた人を対象に行った調査でも、松木氏がほかの候補を上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、松木氏の5回目の当選が確実となりました。
松木氏は札幌市出身の62歳。
平成15年の衆議院選挙で初当選して以降、民主党政権では農林水産政務官などを務めました。
吉川貴盛元農林水産大臣の議員辞職に伴う今回の補欠選挙で自民党が候補者擁立を見送るなか、松木氏は、立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の統一候補として選挙戦を展開しました。
そして、政府の新型コロナ対策では不十分だとして、現金10万円の一律給付を追加で行うなど、対策の強化を訴えました。
その結果、立憲民主党に加え、支援を受けた野党各党の支持層を固めたほか、自民党の支持層や、無党派層からも一定の支持を集め5回目の当選を確実にしました。