ある
村の
大きな
家の
台所でのことです。
夜、
台所の
野菜たちも
静かに
寝ていました。
ねずみが
出てきて、ざるの
中の
里芋をけりました。
里芋は、
下にあった
豆腐にぶつかりました。
里芋と
豆腐はけんかを
始めました。
大根やごぼうなども
起きて、
台所はとてもうるさくなりました。
蘿蔔、牛蒡,以及其他蔬菜們也都醒了過來,廚房變得非常熱鬧。
とうとう、
台所の
奥にあったしょうゆのたるも
起きました。
「うるさいなあ」と
言って、
大きな
音を
出して
転がりました。
野菜たちは「あなたのほうが{うる}さい。
向こうへ
行って」と
言いました。
しょうゆのたるは
怒って、「あしたは
働かない。
あしたの
煮物の
味が
悪くなっても、わたしは
知らない」と
言って、
元の
場所に
帰って
行きました。
「如果明天的燉菜不好吃的話,我可不管了。」說完,他便回到了原來的位置。
野菜たちは、
困ったと
思いました。
そして、
元の
場所に
戻りました。
台所は
静かになりました。