日本新聞: ヨーロッパ中央銀行主要な政策金利据え置きを発表

ヨーロッパ中央ちゅうおう銀行ぎんこう主要しゅような政策せいさく金利きんり据え置すえおきを発表はっぴょう

Jul 18, 2024 23:07 3

Furigana

ヨーロッパ中央ちゅうおう銀行ぎんこうは金融きんゆう政策せいさくを決きめる理事りじ会かいを開ひらき、主要しゅような政策せいさく金利きんりの据え置すえおきを決きめました。インフレの動向どうこうを見極みきわめるため、6月つきの会合かいごうに続つづく追加ついかの利下りさげは見送みおくった形かたちです。

ヨーロッパ中央ちゅうおう銀行ぎんこうは18日にち、本部ほんぶがあるドイツのフランクフルトで金融きんゆう政策せいさくを決きめる理事りじ会かいを開ひらき、主要しゅような政策せいさく金利きんりを現在げんざいの4.25％のまま据え置すえおくと発表はっぴょうしました。

6月つきの会合かいごうでは、4年ねん9か月かげつぶりの利下りさげに踏み切ふみきりましたが、今回こんかいの会合かいごう後ごの声明せいめいでは「物価ぶっか上昇じょうしょうの圧力あつりょくは依然いぜんとして高たかい」などとして、今後こんごのインフレの動向どうこうを見極みきわめたいとしています。

ユーロ圏けんの6月つきの消費しょうひ者しゃ物価ぶっか指数しすうは2023年ねんの同おなじ月つきと比くらべて2.5％の上昇じょうしょうと、一時いちじ10％を超こえていたおととしの水準すいじゅんから低下ていかしたものの、物価ぶっか目標もくひょうの2％は上回うわまわっています。

ヨーロッパ中央ちゅうおう銀行ぎんこうとしては、いまの金利きんり水準すいじゅんが物価ぶっかや景気けいきに与あたえる影響えいきょうを引き続ひきつづき注視ちゅうししながら、次回じかい・9月つきの会合かいごうも含ふくめ追加ついかの利下りさげを行おこなう時期じきを慎重しんちょうに探さぐっていく方針ほうしんです。