米カリフォルニア州ビバリーヒルズの市議会は6日までに、ほぼ全てのたばこ製品の販売を市内で禁止する条例を全会一致で可決しました。2021年1月1日から発効の見通しです。
禁止対象には紙巻き、葉巻、電子たばこ、噛みたばこや水ギセルなどを含みます。ただ、葉巻専用の喫煙ラウンジやたばこ製品を宿泊客に売るホテルは対象外となっています。
同市内でたばこ製品の販売許可を持つ店などは28軒です。売り上げが減るなどとして反発する声も出ています。
市議会は公衆衛生の利益はビジネス上の損失より大事と主張しました。ただ、今後3年内に観光客への影響を調べるともしました。