千葉県の
柏児童相談所の
職員2人が、
一時保護した10
代の
少女にタバコを
買い与えたとして、
未成年者喫煙禁止法違反の
疑いで
書類送検されました。
書類送検されたのは、
柏児童相談所に
勤務していた50
代と30
代の
女性職員です。
警察などによりますと、2人はことし3月下旬、児童相談所が一時保護した10代の少女にタバコ2箱とライターを買い与えたとして、未成年者喫煙禁止法違反の疑いが持たれています。
ことし4月に警察が別の件でこの少女から相談を受けた際、「児童相談所の職員からタバコを受け取った」と話したため、確認したところ、渡したことを認めたということです。
千葉県の聴き取りに対し2人は「少女から求められ、買い与えてしまった。後悔し反省している」と話しているということです。
柏児童相談所は野田市で小学生の女の子が虐待を受けた末に死亡した事案を管轄していた所で、千葉県児童家庭課は「虐待事件があり、県民の信頼回復に努めている中でこうした事案があり、大変申し訳ありません。再発防止のため、職員の職務規律の徹底を図ります」とコメントしています。