日本新聞: イスラエルイランへの対抗措置 “目的は全面戦争ではない”

イスラエルイランへの対抗たいこう措置そち “目的もくてきは全面ぜんめん戦争せんそうではない”

Apr 16, 2024 05:04

Furigana

イランによる大だい規模きぼ攻撃こうげきを受うけてイスラエルでは2日にち連続れんぞくで戦時せんじ内閣ないかくの閣議かくぎが開ひらかれ、イランへの対抗たいこう措置そちの内容ないようや時期じきについて意見いけんが交かわされているとみられます。地元じもとメディアは「目的もくてきはイランとの全面ぜんめん戦争せんそうではない」と伝つたえていて、どのような対抗たいこう措置そちをとるかが焦点しょうてんとなっています。

イランがイスラエルに向むけて多数たすうのミサイルと無人むじん機きを使つかった大だい規模きぼな攻撃こうげきを仕掛しかけたことを受うけ、イスラエルでは15日にち、ネタニヤフ首相しゅしょうが2日にち連続れんぞくで戦時せんじ内閣ないかくの閣議かくぎを開ひらきました。

イスラエルのメディアは「様々さまざまなレベルの対抗たいこう措置そちが戦時せんじ内閣ないかくの議論ぎろんのテーブルにあがっているが、目的もくてきはイランを痛いたい目めにあわせることで全面ぜんめん戦争せんそうではない」と報ほうじています。

またアメリカの有力ゆうりょく紙し、ワシントン・ポストは15日にち、当局とうきょく者しゃの話はなしとして「ネタニヤフ首相しゅしょうは軍ぐんに対にたいし標的ひょうてきの選択肢せんたくしを提出ていしゅつするように求もとめた」としたうえで、「イスラエルはイランにメッセージを伝つたえつつ死者ししゃを出ださない選択肢せんたくしを検討けんとうしている」と報ほうじています。