複数のメディアによりますと、アメリカのフロリダ州で18日、アトラス航空が運航する貨物機が離陸した直後にエンジンから出火したため、空港に引き返して緊急着陸したということです。
AP通信が配信した映像では、飛行中の貨物機から炎が上がっているような様子が確認できます。
この貨物機はボーイング747型機で、乗員5人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
FAA=アメリカ連邦航空局は「エンジンにソフトボールくらいの大きさの穴が開いていた」と明らかにしていて、出火の原因などを詳しく調べているということです。
ボーイング社の航空機をめぐっては、今月5日にもアメリカ西部オレゴン州でアラスカ航空が運航する旅客機、ボーイング737MAX9の窓のパネルが飛行中に吹き飛ぶ事故があり、FAAが調査を進めていました。