日本新闻: 日本が優遇対象国除外撤回すればＧＳＯＭＩＡ再検討韓国首相

日本にっぽんが優遇ゆうぐう対象たいしょう国こく除外じょがい撤回てっかいすればＧＳＯＭＩＡ再さい検討けんとう韓国かんこく首相しゅしょう

Aug 26, 2019 19:08

Furigana

韓国かんこくのイ・ナギョン（李り洛らく淵ふち）首相しゅしょうは、日本にっぽんに破棄はきを通告つうこくした軍事ぐんじ情報じょうほう包括ほうかつ保護ほご協定きょうてい＝「ＧＳＯＭＩＡ」について、日本にっぽん政府せいふが韓国かんこくを輸出ゆしゅつ管理かんりの優遇ゆうぐう対象たいしょう国こくから除外じょがいする決定けっていを撤回てっかいすれば再さい検討けんとうする考かんがえを示しめしました。これは26日にち午後ごご、韓国かんこくの国会こっかいでイ・ナギョン首相しゅしょうが明あきらかにしました。

イ首相しゅしょうはまず、日本にっぽん政府せいふが「安全あんぜん保障ほしょう上じょう必要ひつような見直みなおしだ」として、韓国かんこくを輸出ゆしゅつ管理かんりの優遇ゆうぐう措置そちの対象たいしょう国こくから除外じょがいする決定けっていをし、28日にちに施行しこうされることについて「根拠こんきょもなく、韓国かんこくに対にたいして安全あんぜん保障ほしょう上じょう信頼しんらいできない国くにだとレッテルを貼はった」と批判ひはんしました。

そのうえで「韓国かんこくは信頼しんらいを傷きずつけられ、安保あんぽ協力きょうりょくが難むずかしいと指摘してきされた。過去かこのように軍事ぐんじ情報じょうほうを共有きょうゆうできるのか、疑問ぎもんを持もつようになった」と述のべ、先週せんしゅう日本にっぽんとの軍事ぐんじ情報じょうほう包括ほうかつ保護ほご協定きょうてい＝「ＧＳＯＭＩＡ」の破棄はきを通告つうこくするに至いたった理由りゆうを説明せつめいしました。

ただ「ＧＳＯＭＩＡ」はことし11月つきまで有効ゆうこうで、イ・ナギョン首相しゅしょうは「３さんか月かげつ近ちかく時間じかんが残のこっていて、この間このかんに日本にっぽんが不当ふとうな措置そちを原状げんじょう回復かいふくするなら、韓国かんこく政府せいふも『ＧＳＯＭＩＡ』の終了しゅうりょうについて再さい検討けんとうする。そうなることが望のぞましい」と述のべました。

「ＧＳＯＭＩＡ」の破棄はきをめぐって日本にっぽんだけでなくアメリカも強つよい懸念けねんを表明ひょうめいする中なか、イ・ナギョン首相しゅしょうとしては再さい検討けんとうする用意よういがあると示しめすことで、日本にっぽんの輸出ゆしゅつ管理かんりの強化きょうかを撤回てっかいするよう求もとめた形かたちです。