警察庁の
露木康浩長官が、
能登半島地震で
被災した
石川県輪島市の
警察署を
視察し、
署員たちを
激励しました。
20日午前、輪島警察署に到着した警察庁の露木長官は、小坂裕署長から庁舎の被災状況について説明を受けました。
警察署の敷地では、液状化のため地盤沈下が起き、現在も玄関の周辺や、駐車場の敷地の一部が陥没しています。
建物自体は大きな被害を免れましたが、地震の直後から停電や断水が起きるなど、署員たちは厳しい状況の中での活動を強いられました。
露木長官は、署内の指揮本部なども視察して、被災地での活動を続ける署員たちを激励したということです。
露木長官は、大規模な火災が起きた「朝市通り」の被災の状況や、窃盗被害を防ぐため、避難所に設置されている防犯カメラの様子などを確認したあと、珠洲警察署でも署員らの激励を行ったということです。