逮捕されたのは、東京 豊島区の医師、西田隆容疑者(54)です。
警視庁によりますと、おととし10月、みずからが経営するクリニックの診察室で、20代の女性患者に対し、診療と称して不必要に下半身を触るなどしたとして、準強制わいせつの疑いが持たれています。
女性からの訴えを受けて、警視庁が専門医から意見を聞くなどして捜査していました。
調べに対し「全部否定します。悪いことをした覚えはない」などと容疑を否認しているということです。
警視庁によりますと、医師はメガネ型のカメラを使って、わいせつな行為の様子を撮影していた疑いがありますが、医師は「2人きりの診療なので、あとから問題になったときに自分の診療の正当性を担保するためだった」と供述しているということです。
押収されたパソコンからは、ほかにも複数の女性患者の映像が見つかったということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。