仲邑菫女流棋聖は、先月6日、13歳11か月で囲碁の女流タイトルの1つ女流棋聖戦を制し、女流タイトル獲得の最年少記録をおよそ9年ぶりに更新しました。
8日、東京 文京区のホテルで女流棋聖の就位式が行われ、登壇した仲邑女流棋聖が笑顔で「いん許状」を受け取りました。
そして、作家の林真理子さんが花束を手渡して「平安時代から囲碁は女性たちが盛り上げてきたので、その意気と誇りを持って励んでください。おめでとうございます」と激励のことばを贈りました。
このあとあいさつした仲邑女流棋聖は「挑戦者になっただけでもできすぎた結果でしたが、勝てたのはミラクルだったと思います。これからも感謝を忘れずに、精いっぱい努力します」と喜びを語りました。
式典のあと、報道陣の取材に応じた仲邑女流棋聖は「14歳の年はほかの女流タイトルにも挑戦したいですし、将来的には、世界戦でも活躍できる棋士になりたいです」と今後の抱負を話していました。

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