平成最後の
選挙と
なる統一地方選挙の
トップを
切って、11の
道府県の
知事選挙が21
日に
告示され、
これまでに
合わせて29
人が
立候補を
届け出ました。
北海道知事選挙は、
与野党が
真っ向から
対決する
構図となった
ほか、
大阪府知事選挙では、
いわゆる「
大阪都構想」の
是非が
大きな争点になっていて、17
日間の
選挙戦がスタートしました。
4年に
一度の
統一地方選挙は、21
日、
前半戦のトップを
切って、11の
道府県で
知事選挙が
告示されました。
立候補の受け付けは各地の選挙管理委員会で午前8時半から行われていて、NHKのまとめでは、これまでに、北海道で2人、大阪で2人、福岡で3人など、合わせて29人が立候補しました。
内訳を見ますと、現職が8人、新人が21人、女性の候補者は4人となっています。
このうち、北海道では、与野党が真っ向から対決する構図となった一方、福井、島根、徳島、福岡の4県では、「保守分裂」の争いとなります。
また、大阪では、いわゆる「大阪都構想」の実現を目指す大阪維新の会と、これに反対する自民党などが対決する構図となりました。
届け出を済ませた候補者や各党の幹部たちは、街頭演説を行うなど、早速、有権者に支持を呼びかけ、17日間の選挙戦に入りました。
平成最後の選挙となる今回の統一地方選挙では、人口減少対策や地域経済の活性化策、それに、防災対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
統一地方選挙の前半は、今月24日に6つの政令指定都市の市長選挙、29日に41の道府県議会議員選挙と17の政令指定都市の市議会議員選挙もそれぞれ告示され、知事選挙とともに来月7日に投票が行われます。
さらに、それ以外の市区町村長や議員の選挙は、来月21日に投票が行われます。
夏には参議院選挙を控えるだけに、各党は、今回の選挙を前哨戦と位置づけ、地方の基盤強化に向けて総力を挙げて選挙戦に臨む方針です。