イギリスのエクセター大学などの国際チームは、2025年に石炭や石油などの化石燃料から出る二酸化炭素(CO2)の量が、世界で381億トンになると発表しました。
包括英國艾克塞特大學在內的國際團隊宣布,來自煤炭和石油等化石燃料排放的二氧化碳量,預計在2025年將達到全球總計381億噸。
これは今までで一番多い数字です。
2024年と比べて1,1%増えます。
この発表は、ブラジルで行われているCOP30という会議で出されました。
這項發表是在目前於巴西舉行的COP30會議上進行的。
パリ協定では、産業革命の前と比べて地球の気温の上昇を1,5度までに抑えることが目標です。
根據《巴黎協定》,目標是將全球氣溫上升限制在比工業革命前高1.5度以內。
そのためには、これから出すCO2の合計を1700億トン以下にしなければなりません。
為了實現這個目標,未來的二氧化碳排放總量必須控制在1,700億噸以下。
しかし、チームは2025年に化石燃料以外も合わせて422億トンのCO2が出ると予想しています。
不過,研究團隊預測,包括化石燃料以外來源在內的二氧化碳總排放量,將在2025年達到422億噸。
今のままだと、あと4年でこの目標を達成することができなくなると警告しています。
他們警告說,如果目前的情況持續下去,這個目標將在四年後無法實現。
2025年に一番多くCO2を出す国は中国で、123億トンになると考えられています。
預計在2025年,排放最多二氧化碳的國家是中國,為123億噸。
これは2024年より0,4%増えていますが、増えるスピードは少し遅くなっています。
與2024年相比,雖然增加了0.4%,但增長的速度正在放緩。
これはエネルギーの使い方がゆっくりになり、再生可能エネルギーが増えたからです。
原因是因為能源的使用速度變慢,以及再生能源的增加。
アメリカは50億トンで、1,9%増えています。
アメリカでは天然ガスからのCO2が増え続けています。