일본어 뉴스: 落語家桂米丸さん死去 99歳

落語らくご家か桂かつら米べい丸まるさん死去しきょ 99歳さい

Aug 5, 2024 12:08 0

Furigana

新作しんさく落語らくごで独自どくじの芸風げいふうを築きずき、テレビなどでも幅広はばひろく活躍かつやくした最さい高齢こうれいの落語らくご家か、桂かつら米べい丸まるさんが今月こんげつ1日にち、都内とないの病院びょういんで老衰ろうすいのため亡なくなりました。99歳さいでした。

桂かつら米べい丸まるさんは横浜よこはま市しの出身しゅっしん。

終戦しゅうせん直後ちょくご、古今ここん亭てい今いま輔に入門にゅうもんし、3年ねん後ごの1949年ねんに真打しんうちに昇進しょうしんしました。

ソフトな語り口かたりくちとセンスのよさで現代げんだいの庶民しょみんの生活せいかつを題材だいざいにした新作しんさく落語らくごを数多かずおおく手てがけ、第だい一いち人にん者しゃとして独自どくじの芸風げいふうを築きずいて人気にんきを集あつめたほか、テレビなどでも幅広はばひろく活躍かつやくしました。

1976年ねんから23年間ねんかんにわたり現在げんざいの落語らくご芸術げいじゅつ協会きょうかいの会長かいちょうを務つとめるなど長年ながねんにわたり落語らくご界かいをけん引けんいんし、1998年ねんには旭日きょくじつ小しょう綬章しょうを受章じゅしょうしました。

米べい丸まるさんは90歳さいを超こえても、最さい高齢こうれいの落語らくご家かとして精力せいりょく的てきに高座こうざに上あがっていましたが、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを機きに寄席よせへの出演しゅつえんは控ひかえていたため、2019年ねん9月つきに新宿しんじゅく末まつ廣ひろし亭ちんの寄席よせに出演しゅつえんしたのが最後さいごとなりました。

落語らくご芸術げいじゅつ協会きょうかいによりますと、今月こんげつ1日にち、都内とないの病院びょういんで老衰ろうすいのため亡なくなったということです。99歳さいでした。

弟子でしの桂かつら米よね助すけさん「父親ちちおやのような存在そんざい」

桂かつら米べい丸まるさんの弟子でしで「ヨネスケ」としてのタレント活動かつどうでも知しられる落語らくご家かの桂かつら米よね助すけさんは、自身じしんのSNSに「師匠ししょうは僕ぼくが高校こうこう卒業そつぎょう後ごすぐに内弟子うちでしとして弟子でし入いりさせてもらい、57年ねんもの長ながきに渡わたって面倒めんどうをみてくれました。僕ぼくは父親ちちおやがいなかったものですから、米丸よねまるは本当ほんとうに父親ちちおやのような存在そんざいでもありました。師匠ししょう・米丸よねまるへの感謝かんしゃとご冥福めいふくをお祈おいのりさせていただきます」などとコメントし、米丸よねまるさんの写真しゃしんとともに投稿とうこうしました。