日本新聞: 「100万回死んだねこ」? タイトル“覚え違い”の本紹介福井

「100万まん回かい死しんだねこ」? タイトル“覚おぼえ違ちがい”の本ほん紹介しょうかい福井ふくい

Sep 19, 2021 12:09 3

Furigana

福井ふくい県立けんりつ図書館としょかんの利用りよう者しゃが間違まちがえて覚おぼえていた本ほんのタイトルや著者ちょしゃ名めいなどを集あつめた本ほんが、来月らいげつ発売はつばいされることになり、県立けんりつ図書館としょかんでは「図書館としょかんに興味きょうみを持もつきっかけにしてほしい」としています。

福井ふくい市しにある福井ふくい県立けんりつ図書館としょかんでは、利用りよう者しゃが間違まちがえて覚おぼえていた本ほんのタイトルや著者ちょしゃ名めいをまとめ、ホームページ上じょうでこれまでに893件けんを紹介しょうかいしていて、読書どくしょファンなどの間まで話題わだいとなっています。

この取り組とりくみについて、ロングセラーの絵本えほん「100万まん回かい生いきたねこ」と間違まちがえて覚おぼえられたタイトルにちなんで、「100万まん回かい死しんだねこ覚おぼえ違ちがいタイトル集しゅう」というタイトルで、大手おおて出版しゅっぱん社しゃから本ほんが出版しゅっぱんされることになりました。

この中なかでは「下町したまちロケット」のつもりで覚おぼえていた本ほんの名前なまえが「下町したまちロボット」だったり、「ねじ曲まがったクロマニョンみたいな名前なまえの村上むらかみ春樹はるきの本ほん」というリクエストから、「ねじまき鳥とりクロ二にクル」を導き出みちびきだしたエピソードなどが紹介しょうかいされているということです。